2023年春、URBAN PICNIC開業予定
2023-01-31
2023年、春。
東遊園地のリニューアルオープンとともに、URBAN PICNICが開業予定です。
詳細は追ってご案内していきます。
みなさんと公園を育てるこころみ、まもなくはじまります!
2023-01-31
2023年、春。
東遊園地のリニューアルオープンとともに、URBAN PICNICが開業予定です。
詳細は追ってご案内していきます。
みなさんと公園を育てるこころみ、まもなくはじまります!
2022-10-22
市民参加型の花壇づくりを行うGREEN COMMONS。都市の中で人と自然が共生する美しい景観を作ります。10月16日に行われたKOBE GREEN MASTER CLASS、2回目の講座をレポートします。
今回は東遊園地リニューアル工事に伴い、北側花壇の移植作業を行います。移植をする際の根や葉の扱い方について実践的に学びました。
初めに移植の際に根を切るため、少ない根でも生長できるように上部の葉を切りました。植物が移植後も元気に育つために大胆に葉を切り取ることがポイント。大きく生長する植物も皆んなで力を合わせて取り組みました。
次に移植するために根鉢を作りました。根の周辺の土を崩さないように丁寧に扱います。そのまま移植できるポッドに移し、東遊園地内に運びました。大きく育つように乾燥に注意しながら養生を行います。
切り取った植物は束ねて各々持ち帰り、ゴミとして廃棄される植物を最大限減らしました。好きな植物を嬉しそうに選ぶ参加者の方々の笑顔が印象的でした。
皆さんの作業により、順調に移植作業を終えることができました。移植した植物が再び美しく育つようメンテナンスしていきましょう。ありがとうございました!
次回は11/12(土)に開催です。ハーブ類の収穫と利用について学びます。また次回お会いしましょう!
2022-09-21
2022年9月17日、グリーンマスタークラス初回の講座を開催いたしました。
開講初日は、座学からスタート。「Naturalistic Landscaping(ナチュラリスティック ランドスケーピング)」を知ることからはじめました。Naturalistic Landscapingは、高度な造園技術を活用して自然を感じる風景を創出する手法です。GREEN COMMONSでは、Naturalistic Landscapingの考えに沿った花壇管理を行いながらも、ハーブを多用し、ライフスタイルにとけこむ「市民が育てる都市の風景」を作り出したいことを受講者のみなさんにお話しました。
植栽管理の基礎では、東遊園地東側でGREEN COMMONSが実践している花壇の管理方針を共有しました。
ガーデナーとしての心得や服装など、基本的なことも学びました。
後半は花壇へ移動して、花壇の観察とメンテナンスの実技を行いました。
フジバカマは、まだ二番花、三番花がでてきそうだったので切りすぎないように剪定を。
マウンテンミントは勢いよく成育していました。半分程度に切り戻しを行い、脇芽が増えていくのが楽しみです。
エキナセアの花茎(シードヘッド)を残すのは、夏の景観としては不似合いのように感じます。今回は夏の余韻を感じる風景をイメージしてエキナセアの花茎は除去しました。
歩道に飛び出しているハーブはカット。歩行者の邪魔にならないようにメンテナンスを行います。カットしたホワイトセージの香りをみんなで共有しあいました。スマッシングなど浄化に用いられるホワイトセージ、よい香りです。
イネ科の植物は、透かし剪定で枯葉を除去。10月頃には見ごろを迎えられそうです。
作業のあとには、みんなで周囲を清掃して終了しました。
受講者のみなさん、それぞれの想いをもってご参加いただき、充実した初回を終えることができました。ありがとうございます!次回は10月16日(日)の開催です。次回のテーマは時期としては少しはやいですが「移植」です。次回も楽しく学んでいきましょう。
2022-09-15
2022年9月に開講する「KOBE GREEN MASTER CLASS 2022」 について、定員に達しましたので、申込受付を締め切らせていただきました。
たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました!
2022-09-06
日時 | 2022 年 9 月 17 日(土)、10 月 16 日(日)、11 月 12 日(土)、12 月 10 日(土) 2023 年 2 月 4 日(土)、3 月 4 日(土)、3 月 18 日(土) 各回 10:30-12:00 |
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場所 | 東遊園地 東側歩道 神戸市中央区加納町6丁目4 |
受講料 | 無料 |
持ち物 | 軍手や剪定用はさみをお持ちください(無い方にはお貸しします) 汚れてもいい服装でお越しください |
申込 お問合せ | 下記メールまでご連絡ください。 ① 名前、②電話番号、③アドレスをご記入の上、お申込みください。 info@riverworks.jp |
主催 | 一般社団法人リバブルシティイニシアティブ |
2022-04-04
3月26日あいにくの雨の中、集まってくださったみなさんと#6グリーンコモンズ “春の芽吹きを感じよう -Spring has come-”を行いました。
園芸家のとっておきの楽しみ!である冬の間眠っていた植物たちの春の芽吹きや花芽(新芽のなかでも花になる芽)を見つけ、みんなでわくわくを共有しました。
ギボウシの勢いのある芽吹きやブルーベリーのかわいいつぼみ、エキナセアももう起きていてしっかりとした葉をだしてなんとつぼみまでついていたのにはびっくりしました。
西洋ニンジンボクは枯れてしまったのではなく、ほかの植物よりちょっとお寝坊さんということを教えてもらって、ゴールデンウィーク明けの新芽を待つことに。
発見のあとは冬の作業の仕上げです。
冬に枯れた部分をさっぱりと切り戻し、今後のよい成長をうながし、すでにかなりの勢いをだしているマウンテンミントのエリアをちょっと他の植物の成長の邪魔にならないよう切り詰めました。
春の雑草たちも楽しそうに成長してきてましたが、カラスノエンドウなどほっておくと主人公のようになってしまうものは退場していただきました。
途中雨が強くなってきましたがほぼ作業が完了し、花壇がさっぱりとして今年の成長を待つだけになりました。
雨をうけて気温もあがり、植物たちはぐんぐんと成長のスピードをあげていきます。
次回のワークショップでの植物たちの成長を楽しみに、またみなさんとのお会いできるのを楽しみにしています。
次回は捕植(花壇への新メンバー)も考えています。
何かおむかえしたい新メンバー(植物!)がありましたらご連絡ください。
2022-03-21
日時 | 2022年3月26日(土)10:30〜12:00くらい 小雨決行 |
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場所 | 東遊園地 東側歩道 神戸市中央区加納町6丁目4 |
集合場所 | 東遊園地 加納宗七モニュメント前 グリーンコモンズ花壇 |
参加料 | 無料 |
持ち物 | 軍手や剪定用はさみをお持ちください(無い方にはお貸しします) 汚れてもいい服装でお越しください |
申込 | 当日参加可 事前申込も受付いたします。 下記アドレスより、①名前、②電話番号、③メールアドレスをご記入のうえお申し込みください。 申込アドレス up@riverworks.jp |
主催 | 一般社団法人リバブルシティイニシアティブ |
備考 | 感染症対策を講じたうえでワークショップを開催いたします。当日37.5度以上の熱がある方、体調不良の方はご参加できません。あらかじめご了承ください。 |
2021-11-02
2021-09-29
9月25日土曜日、さわやかな秋空のもとグリーンコモンズ第3弾「花壇のお手入れワークショップ」を開催しました。
園芸家・藤田毅さんのレクチャーのもと、順調に生育する宿根草の様子を観察したり、お手入れ方法を学びます。
この取り組みを伝える小さな看板を設置しました
8月は長雨が続き、普段なら植物にとっては厳しい真夏でも大きく生育しました。とはいえ、長雨で枯れてしまった草もあります。枯れた草でも、根が生きていれば根を残して切ると来年また生えてきます。これを「切り戻し」といいます。
スティパの枯れた部分は切り戻しをして、新しく芽が出てくるのを待つことにしました。
次に、道具をつかって雑草を根から引き抜く作業。
刃先がギザギザと鋭利になっているため、軍手をつけて行います。
レモンバーベナは大きく育った部分を剪定し、フジバカマは枯れた花を切って二番花を残しました。
花壇から広がったレモンバーベナを剪定
作業を終えて、挿木や種のお話を聞きました。
挿木の方法は、葉の先端2枚を残して節の下でカットします。1時間程水に挿して充分水分を吸い上げてから、赤玉土とピートモスを混ぜた土に挿します。いつの日か、花壇になるハーブを持ち帰って、挿木できるようになるとすてきだなと感じました。
来月はいよいよ収穫です。実り多き秋となりますように。
2021-09-08
2021年の秋から1年間、全面リニューアル工事のためにクローズされる東遊園地。神戸の都心に広がるこの公園の東側歩道で、新しい社会実験がはじまりました。
神戸市では、これまでパンジーやマリーゴールドといった季節の花を植え替え続けてきた植栽管理から、根が生き続け、何年も成長と開花のサイクルを繰り返す宿根草(しゅっこんそう)を徐々に増やし、市民も一緒になって管理する方向へと舵を切ろうとしています。
その第一段階として、まずはリニューアルを控える東遊園地の周辺歩道で市民参加型の植栽管理の社会実験がはじまったのです。
東遊園地における社会実験「アーバンピクニック」を開催し続けてきた一般社団法人リバブルシティイニシアティブは、新しい植栽管理の方法を模索するにあたって、一連のプログラムをGREEN COMMONS(グリーンコモンズ)と名付けました。
植物や土のことを学んでいきながら、だんだん美しい緑とそれを管理する人びとが育ち、「みんなの緑の共有地」が生まれていくことを願って名付けられたプログラムは、「#1 土づくりワークショップ」からスタートしました。
2021年6月26日の開催当日、まずは事務局の藤田毅さんから土づくりの基本を教えてもらった後、真砂土(まさつち)に混ぜ込む土壌改良材の説明がありました。
今回使ったのは、バーク堆肥VS堆肥・ビートモス・腐葉土の4種類。見た目は似ているものの、少しずつ役割が違うこの4種類は、宿根草にエディブルの要素を加えた今回の植栽計画に合わせて藤田さんが選んだもの。参加した子供たちも、次々に手を伸ばして用土に触れ、手触りの違いを実感していました。
休憩をはさんで道具の説明をもらったら、この日に備えて準備しておいた特設の花壇に、いよいよ改良材を混ぜ込んでいきます。
まずはちょうど均等になるように、4種類の用土をばらまき、スコップやフォークを使ってどんどん真砂土に混ぜ込んでいきます。このことによって、最適なPHと養分の確保、そしてちょうどいい水はけを実現していくのです。
ちょうど予定の1時間半ほどでこの日の作業は終了。しっかり混ぜ込まれてふんわりと仕上がった土に、いよいよ一週間後には宿根草を植え付けていきます。
この日にスタートしたGREEN COMMONSは、この東遊園地周辺の歩道からスタートし、この公園内外から徐々に都心の緑の共有地を増やしていく活動です。植物を育てる力を身につけ、花や収穫を楽しむこの体験プログラムが、神戸の都心の魅力の一つに加わることを期待しています。