9月25日土曜日、さわやかな秋空のもとグリーンコモンズ第3弾「花壇のお手入れワークショップ」を開催しました。

園芸家・藤田毅さんのレクチャーのもと、順調に生育する宿根草の様子を観察したり、お手入れ方法を学びます。
この取り組みを伝える小さな看板を設置しました

8月は長雨が続き、普段なら植物にとっては厳しい真夏でも大きく生育しました。とはいえ、長雨で枯れてしまった草もあります。枯れた草でも、根が生きていれば根を残して切ると来年また生えてきます。これを「切り戻し」といいます。
スティパの枯れた部分は切り戻しをして、新しく芽が出てくるのを待つことにしました。
次に、道具をつかって雑草を根から引き抜く作業。
刃先がギザギザと鋭利になっているため、軍手をつけて行います。
レモンバーベナは大きく育った部分を剪定し、フジバカマは枯れた花を切って二番花を残しました。
花壇から広がったレモンバーベナを剪定
作業を終えて、挿木や種のお話を聞きました。
挿木の方法は、葉の先端2枚を残して節の下でカットします。1時間程水に挿して充分水分を吸い上げてから、赤玉土とピートモスを混ぜた土に挿します。いつの日か、花壇になるハーブを持ち帰って、挿木できるようになるとすてきだなと感じました。
来月はいよいよ収穫です。実り多き秋となりますように。
- プロジェクト名: GREEN COMMONS(グリーンコモンズ)
- 活動趣旨: 都心の緑をみんなで育てるプロジェクト
- 主催団体: 一般社団法人リバブルシティイニシアティブ
- 活動期間: 2021年6月~
- 活動頻度: 2021年は6月、7月、9月、10月、11月にワークショップを開催します。
- 活動場所: 2021年は東遊園地の東側歩道の仮設植栽帯で活動します。