GREEN COMMONS ワークショップを開催しました

 

2021年の秋から1年間、全面リニューアル工事のためにクローズされる東遊園地。神戸の都心に広がるこの公園の東側歩道で、新しい社会実験がはじまりました。

神戸市では、これまでパンジーやマリーゴールドといった季節の花を植え替え続けてきた植栽管理から、根が生き続け、何年も成長と開花のサイクルを繰り返す宿根草(しゅっこんそう)を徐々に増やし、市民も一緒になって管理する方向へと舵を切ろうとしています。

その第一段階として、まずはリニューアルを控える東遊園地の周辺歩道で市民参加型の植栽管理の社会実験がはじまったのです。

ワークショップのはじまり
藤田毅さんのリードで、グリーンコモンズの一連のワークショップがスタート

東遊園地における社会実験「アーバンピクニック」を開催し続けてきた一般社団法人リバブルシティイニシアティブは、新しい植栽管理の方法を模索するにあたって、一連のプログラムをGREEN COMMONS(グリーンコモンズ)と名付けました。

植物や土のことを学んでいきながら、だんだん美しい緑とそれを管理する人びとが育ち、「みんなの緑の共有地」が生まれていくことを願って名付けられたプログラムは、「#1 土づくりワークショップ」からスタートしました。

4種類の改良材の説明
4種類の用土を説明する藤田毅さん

2021年6月26日の開催当日、まずは事務局の藤田毅さんから土づくりの基本を教えてもらった後、真砂土(まさつち)に混ぜ込む土壌改良材の説明がありました。

今回使ったのは、バーク堆肥VS堆肥・ビートモス・腐葉土の4種類。見た目は似ているものの、少しずつ役割が違うこの4種類は、宿根草にエディブルの要素を加えた今回の植栽計画に合わせて藤田さんが選んだもの。参加した子供たちも、次々に手を伸ばして用土に触れ、手触りの違いを実感していました。

改良材を混ぜ込む作業

休憩をはさんで道具の説明をもらったら、この日に備えて準備しておいた特設の花壇に、いよいよ改良材を混ぜ込んでいきます。

まずはちょうど均等になるように、4種類の用土をばらまき、スコップやフォークを使ってどんどん真砂土に混ぜ込んでいきます。このことによって、最適なPHと養分の確保、そしてちょうどいい水はけを実現していくのです。

ちょうど予定の1時間半ほどでこの日の作業は終了。しっかり混ぜ込まれてふんわりと仕上がった土に、いよいよ一週間後には宿根草を植え付けていきます。

この日にスタートしたGREEN COMMONSは、この東遊園地周辺の歩道からスタートし、この公園内外から徐々に都心の緑の共有地を増やしていく活動です。植物を育てる力を身につけ、花や収穫を楽しむこの体験プログラムが、神戸の都心の魅力の一つに加わることを期待しています。

  • プロジェクト名: GREEN COMMONS(グリーンコモンズ)
  • 活動趣旨: 都心の緑をみんなで育てるプロジェクト
  • 主催団体: 一般社団法人リバブルシティイニシアティブ
  • 活動期間: 2021年6月~
  • 活動頻度: 2021年は6月、7月、9月、10月、11月にワークショップを開催します。
  • 活動場所: 2021年は東遊園地の東側歩道の仮設植栽帯で活動します。